約8年近く、ケアマネジャーとして
関わらせて頂いたMさん。
Mさんの支援に関わったことを機に
Mさんのご主人の支援にも関わらせて頂きました。
Mさんのご主人はすでにご逝去されましたが、
Mさんは、介護を受けながらですが、
元気です。
お嫁さんは、とても献身的にMさんの身の回りのことを行っていました。
しかし、
介護疲れが少しづつ溜まっていたのでしょう。今年に入りお嫁さんの体に、不調が現れます。
『終わりの見えない介護。』
『この生活はいつまで続くのだろう。。。』
お嫁さんは、精神的に限界だったのです。
その間、デイサービスを増やしたり、ショートステイを利用したり、何とかお嫁さんの体調を整えられるよう介護保険での支援拡充をおこないました。
そんなこんなで半年が経つ頃
Mさんのご長男さんから、ふくまる🦉に
直接お話がありました。
『妻の体調が悪いです。母を長めのショートステイに預けたい。どこか探して欲しい。』と。
そして、
2ヶ月前から、Mさんはロングのショートに入りました。
ふくまる🦉が、ここで言わなければならないこと。
それは、
『ずっと、ショートステイを利用し続けることはできない』ということ。
ショートステイ利用中に、
自宅での生活に戻るのか、それとも自宅には戻らないのか、、、決めなければなりません。
その場合は入所先を探すことになります。
先月末、モニタリングの際に、ご長男さんから
『有料老人ホームの見学にいきまして、、、。条件のあう施設が見つかりました』とお話を伺いました。
モニタリングが終わり、ふくまる🦉帰り際
お嫁さんが駆け寄ってきました。
お嫁さん「ほんとにこれで、よかったのでしょうか? もう少し私が頑張れるかもしれません。」
迷っている様子
ふくまる🦉 「これでいいんです。もう十二分、義理のご両親の介護されましたよ。これからは、ご自身の健康第一です。ご主人が、そうおっしゃってるんだから、間違いないです。これでいいんです☺️』
お嫁さん『・・・はい。ありがとう🥲』
長生きの時代となり、
必然的に、『介護』の期間が長くなる。
介護する側も、年齢を重ねます。
どのタイミングで、
これでいいかはわからないけど
親だからとか、そう思って
みんな頑張るけど、、、。
でも、心が疲れてきた時は、
もういいのではないかと思う。
最期まで、自宅で看る。
そう思っていたとて、
その時、その時の状況で、
変えればいいんです。
歳を重ねると、わがままになります。
今までは、話をすればわかってくれていたことも、
今までは、そんな言い方しなかったことも、
今までは、
今までは、
今までは、、、
母が、父が、
妻が、夫が、、、。
お国は、住み慣れた地域で、
住み慣れた家で最期まで。
なーんて言ってますが、
それは、それ。
最期まで看なくてもいいんですよ。
Mさんが、ふくまる🦉に
今日の面談の最後にこんなことをいいました。
『私が長生きしているばっかりに、お嫁さんの体調が悪くなってしまって。。
でも、今はいろいろな方と触れ合うことで楽しいです☺️』と
そうなんです。
こちら側が思うほと、
お父さん、お母さん
夫、妻
弱くないんです。
考え方一つで、人生、良くも、悪くもなる。
ただ、それだけのこと。。。
つづく、、、