ケアマネージャー。
【ケアマネージャー】ググッてみた。
要介護者や要支援者の人の相談や心身の状況に応じ、介護サービスを受けられるように介護サービス等の提供についての計画(ケアプラン)の作成や、市町村・サービス事業・施設、家族などとの連絡調整を行う者」
と書いてある。
『連絡調整』を行う者。
要は、人と人の間に入る仕事。
支援の内容について、本人、家族の状況を総合的に
捉えて、介護保険の支援、その他その地域の様々なサービスを提案していきます。
当然、選択していくのはご本人・ご家族。
(月)の朝イチ電話が鳴る。☎️
週明けは、電話ラッシュとなることが多い。
週末に変化があったりすると、(月)ケアマネジャーへ報告・調整依頼となるからである。
サービス事業者【訪問介護事業所】Aさんから
電話連絡となる。
Aさん
「Mさんの件。私のメモ見てくれてますか?」
ふくまる🦉「・・・見ました。」
電話で、Aさんの苛立ちが伝わってきた。
利用者Mさん
90代女性。今年に入ってから、徐々に状態が悪くなる。入院治療を行い退院となり半月が経過している。
Aさんから、先週訪問した際の状況をメモ書きしてあり、それがLINEで送られてきていた。
ふくまる🦉は、そのメモを見て、すぐに家族へ連絡し、サービス調整を行う。
先行して必要な福祉用具の導入を行い、ケアマネジャーが訪問することとなった。
Mさん宅へ、訪問を行い今必要なサービスの提案を行う。
本人、家族の希望を踏まえて、支援導入となり
ケアプラン変更を行った。
Aさんは、そのケアプラン内容=支援内容について
苛立っていた。
<私(Aさん)のメモ 見た上で、この支援内容ですか?>
という内容だった。
ふくまる🦉 「今は、本人、家族と相談をした上でこの支援なります。段階を踏んで、ケアプラン内容=支援内容は変わっていくとは思います。」
Aさん 「段階を踏んでいる間にMさんは、寝たきりになりまよ。Mさんを寝たきりにすつもりですか?」
Mさんを寝たきりにする。。。つもりですか。。
ふくまる🦉 耳を疑った。
この仕事をしている人達の中に、そんな思いで支援をしている人が、どこにいんだよ‼️
Aさんは、ふくまる🦉に
苛立ったまま電話を切った。
AさんのMさんへの、強い思いが、ふくまる🦉のケアプランに反映してないことに怒っていた。
本人、家族の意向を無視して、支援導入はできない。
それでは、介護チームとしてではなく、
Aさんの独走となっている。
ふくまる🦉 ひっさしぶりにドン引きだった。
私間違ってる。。。のか。。。
隣で、電話のやりとりを聞いていた、ゾロさん。
上記を踏まえて
ゾロさんと、ふくまる🦉で話し合った。
冷静沈着なゾロさん
「ふくまる🦉さんは、総合的に考えて、段階的にやるしかないと判断した。
間違ってない。
私(ゾロさん)は、ふくまる🦉さんの、仕事の仕方だから、こうやってついてきてるんだからね。』
ゾロの、言葉に泣けた。
本当に泣いてしまった😭
ケアマネジャーは、人生の晩年に関わる。
晩年に我々が関わった事で、
少しでも、苦痛の軽減が出来、
サービス事業者さん達が
関わってた事で、
晩年の生活が【楽】になった
そう思ってもらえたら
そう思いながら、
人生を全うして頂けたら
そのお手伝いができたら。
命には限りがある。
若い時のように、また元気になって、
たったか歩いたり、
ちゃっちゃと、やることをやったり。。。
そうはなれない。
そこには戻れない。
事故か何かで、突然この世を去らなければならない人もいますが、
病気、加齢等で、
木が朽ちるように、
少しづつその人の人生が
終わりをむかえる。
人生のエンディングを迎えた時
黒子役で、関わらせて頂くケアマネジャー。
そして、介護チームとして、その人の晩年に関わっていく。
その人が、人生を全うする時に、
終わりよければ全てよし。
そう思ってもらえたら。
そう思ってもらえるように日々、奮闘し、
日々、精進していこう
それが、
らいくゆうケアの理念
ゾロさんと、ふくまる🦉で、
改めて確認をしあった。
思いを1つにできる仲間と、また明日頑張ろう。
ありがとう。ゾロさん。