ワンオペふくまるdiary

3人の子育て+2匹のわんこ+単身赴任の夫。それぞれと向き合うワーキング母LIFE。

認知症を患っている方の、その家族への支援

出生数のうち、ちょうど半数が生存すると推計される寿命の中央値を

寿命中位数と言います。

我が国では、女性は90歳を超えるなど、

人生100年時代は間もなく到来すること間違いないでしょう。

 

それと同時に、認知症を抱える高齢者が増えてくることは推測できますっ。。。。。

 

 

🍀認知症の母の介護をしている方からの相談

↩️

 

社用携帯 に、ショートメールが連続で入っていた。ショートメール受信時刻は、夜の11時すぎ。

利用者Kさんの家族(お嫁さん) からだった。(Kさん・Kさん長男夫婦の3人暮らし)

「聞いてください。母は、最近認知症が進んできたのか、下着を着けずにズボンをはいてみたり。ご飯を手掴みで食べたり・・・。

その都度、わたしが、こうしましょう。ああしましょう。と注意をしているようで・・・・。本当に悪者になった気分です。😢」

 

先日の面談の際、ケアマネジャーから 「ショートステイ」の提案をしていた。

 

メールはこう続きます。

「夫は、ショートステイに母を預けることが嫌なようです。」

 

 

認知症からくる、症状は様々です。なにしろ司令塔である「脳の機能低下」の病気ですので、

BPSD(行動障害・精神症状)は様々です。

今まで、できていたことが、できなくなる。

同じことを何度も言う。聞く。等々

一緒に生活をしている、家族は、イライラして当たり前です。

そうなのです!!

BPSDは、介護者にとって、心と身体の疲労感に繋がるのです。

 

介護保険の利用・サービスを利用していきながら、

できるだけ、介護者である家族の介護負担感を減らしていくことが、とーっても重要になるのです☺️

 

 

誰かに、今の気持ちを話すことだけで、少し気持ちが落ち着いたりします。

Kさんのお嫁さんは、話てくれました。

話をしてくれた事。連絡をしてくれた事。ありがとうございます。(ケアマネジャーに気持ちです)

 

とにかく大切なことは、ひとりで抱え込まないことです☺️

自治体・地域包括支援センター・ケアマネジャー・実は地域には、相談窓口は結構あるのです。

 

綺麗事に聞こえるかもしれませんが、

対人援助についている専門職である、私たちの多くは、

ご本人・ご家族の 心と身体の健康をできる限り支えていきたいと本気で思っています。

 

お嫁さんからは、その後、改めて

ショートメールが入っていました。

「旦那さんの大切なお母さん。頭ではわかってるし、わたしの母がそんな言い方されたら、嫌な気持ちになるだろうし、わかっているんですが・・・自分の気持ちをコントロールできずにイライラしてしまうのです。」

 

とっても優しいお嫁さん。

 

旦那さんのことが大好きで、旦那さんのお母さんも大好き。しかし、旦那さんのお母さんが認知症に・・・・。

時間の経過とともに、できないことが増えてきて・・・・。

どうやら

優しい人ほど、真面目な人ほど、「こうしなければならない」という、固定概念と葛藤しているように感じます。

 

認知症から起こる、短期記憶の短期記憶の欠如、ADL障害等は進行していきます。

それは、この病気がする仕業。仕方のないこと。

 

周りにいる、介護者側が、それを変えようとしたり、元通りにしようと考えると、

苦しみが増えていくのかもしれません。

 

きれいでいることを求め、清潔でいることを求め、白であることを求めることは、

苦しみを増やすのかもしれない。最近そんなことを感じています。

 

あるがまま、その人がその人らしく生きる。

 

認知症のイメージが明るく、笑えるものに、社会全体が変わっていけば。

 

 

コロナ禍で苦悩する飲食店の特集をTVで放送していました。

あるお店の店主が、

「何とかなるって!笑っていれば、何とかなる」

そう言って、笑顔でお店を開けていました。

 

不安を持つ家族に「大丈夫よ。何とかなる。」そう伝えていきながら、、、。

 

さ、今日も、どこかで困りごとを抱えている方がいる限り走りますよー。

行ってきまーす🚴‍♀️💨