ワンオペふくまるdiary

3人の子育て+2匹のわんこ+単身赴任の夫。それぞれと向き合うワーキング母LIFE。

受ける権利と、拒否する権利の狭間で〜パート2

昨日、救急搬送をしたものの、Kさんは入院はせずに自宅に帰された。

今朝、いとこさんより、救急搬送をした際、救急病院での様子を伺う。

”血液検査・脳のCT 異常なし” 「入院させる理由がない詐病なのでは?」とDrに言われたと。

いとこさんからDrへ 「でも一人暮らしで、ここまで衰弱してしまったから、何とか入院をさせて欲しい」と訴えたが、Drからは「もっと、緊急の命を救わなければならない。救急病院の役目はここまでです。後は行政などを頼って欲しい」と言われた。

本人は点滴後、目は閉じたままではあったが、ベッドの上で座っていた。

長い距離ではないものの、歩くこともできる。

 

この様子を聞くと、やはり入院にはならないで帰宅になるだろう。。。。

 

 

今日、ケアマネジャーと、社会福祉協議会の担当者、健康サポートセンター保健師さんと3人で夕方、Kさんの自宅を訪問し、状態を確認する予定。訪問後、その様子を再度、ケアマネージャーからいとこさんへ連絡を入れることとなった。

 

夕方、Kさん宅へ訪問🏠

 

キーボックスで管理している「鍵」を使用して自宅内へ入る。

声かけをしながら入室をしたが、応答なし。

リビングには誰もいない。寝室へ入った。

昨日の同じ状態で、ベッドで寝ていた。

(声かけをしても、目を閉じたまま応答なし。呼吸はしている。)

何度も声かけを行う。保健師さんが血圧を図ろうとし、本人の腕を触った途端、本人は目は閉じたままではあったが、手を振り払った。

声かけに関しては、目は閉じたまま。体を触ると、手を払いのける。

昨日より、そういった点からすると、元気はある。保健師さんより、皮膚、唇 乾燥もしていない。今日は何とかなるでしょう。と。

 

室内の空気の入れ替えをし、エアコンにて温度設定を行い、退室をした。

 

この様子を、ケアマネージャーより、いとこさんへ電話連絡を入れる。

いとこさんより、こんな言葉が返ってきた。

「昨日の様子を見て、本人が嫌なこと。毎日、毎日、誰かが入ってくる。その結果、食事も取らないほどいやなことをしている。

食べ物があれば、あの家で一人で生活をすることができる。昨日行った際は、45Lのゴミ袋に自分でゴミをまとめて台所においてあった。私が顔を出していた頃はやっていなかった事を、自分でやって、Kさん自身は自分で考えて自立した生活を送ろうとしている。

こんなことなら、私が、1週間に1回でも、自宅に訪問し食べ物をもっていきながら、話し相手でもなっていたらよかったのかもしれない。

いとこさんは続けてこうも言いました。

アメリカで生活をするKさんの妹さんからも、お金がないから食べないとか、それは心配しないよう。それにお金は送金するので、食事をとるようにKさんへ伝えてほしい。と言われている。

 

そちら(介護・福祉側)が、4月以降はいとこさんは来ない方がいいと、というから行かなかった。

こんなことなら、私(いとこ)が週末でも行って、食べ物を持っていったらよかったのでは。

 

ケアマネージャー 「ん?????🤔」

ことの発端は、いとこさんが、4月以降は家庭の事情があり、関わることができないとのことから、後見人さんをつけて、金銭管理、財産管理を行い、介護保険を使用してKさんの生活を支えなければならないということから始まっておるのでは???

ケアマネジャー・地域包括支援センター社会福祉協議会・保健センターが関わって、あれやこれや、バタバタ動いていたのではなかったのでは・・・・。

 

その電話で、ケアマネージャーより、上記内容をいとこさんへぶつけてみた。

ケアマネージャー:「もう関われないのでなければ、話は変わってきます。

いとこさんがおっしゃっていた 

本人が食事を食べなくなるほど、嫌がることをしないでいい
そうなります。もう一度、こちらの方でも、今後の方向性を皆で検討し直しますね。

明日、訪問診療のDrが入ります。Drの診断も合わせてご連絡を入れさせていただきます」

 

そう言って電話を切った。

 

いとこさんの気持ちは、いつの間にか変わっていた。

”4月からは関われない。だから、その後は何とかしてほしいとの意向から、

”行政側(介護・福祉)から、「もう、Kさん宅には行かないでと言われた」 

 

に変わっていた。

ケアマネージャーとしては、4月からは関われないのであれば、本人がヘルパーさんの支援を受け入れるまででもいいので、

いとこさんには、行かない方がいいのではないか。

いとこさんが、見かねて行ってしまい、食べ物を持っていけば、介護保険のヘルパーさん達に対して、

「間に合っているから」と受け入れはしない、断ってしまいかねない。と

それに当時は、本人が家の内鍵を開ける以外、我々は中に入ることはできない状況だったこともある。

 

それだ!!  いとこさんのその気持ちが、いつの間にか変わってしまっていたから、

ケアマネージャーや、その他の対応に

いとこさん自身が 苛立ちを感じていたわけだ。

腑に落ちましたーーーーーー💡

 

明日は、早々に関係各所に連絡をし、今後の対応策の練り直しをしよう。

いとこさんが関わりを持てるのであれば

介護保険は、「一助」であることを再度説明をさせてもらおう。

本人・家族の意向のもと、支援を行う。だから当然、家族の力は必要であることを。

現金がなければ、妹さんが送金をしてくれて、支払いに関しては、いとこさんがやってくださるのであれば、当面の支援はそんなに難しい事ではない。

福祉・医療側としては、預金残高はあるのに、キャッシュカードも見当たらなく、届出印もわからない。

印鑑の変更を行うためには本人が銀行窓口へ行って手続きを行わなければならないが、本人が家から出ることに拒否が強く、その手続きを行うこともできない。

現金が手元にないと、介護・医療はもちろんのこと・生活必需品等の購入ができない。

その他の支払いが出来なと、ライフラインすら止まってしまうかも。

何とかしなければ・・・と。

まずは、後見人をつけて、”財産管理” をしないと。。。。それこそ「命」に関わる。

その方向で動いていた・・・。

 

早々に関係各所へ連絡を取り、皆で上記内容をしっかりと確認して、役割分担を明確にしよう。

 

今日も、困っている人がいる限り、走りますよーーー🚴‍♀️💨