ワンオペふくまるdiary

3人の子育て+2匹のわんこ+単身赴任の夫。それぞれと向き合うワーキング母LIFE。

価値観 vol3 完

→つづき

 

Hさんの、認知症外来受診が決まり

私たち介護チームは、ホッとしました。

 

ふくまる🦉から、この事を長女さんへも連絡をいれました。

 

 

予定通り受診。(土曜日)

 

 

翌日(日曜日)の夕方

長女さんが、ふくまる🦉の事務所に来ました。

長女さん

『父の様子が気になって、自宅へ行ったら、

弟がいて、、、

弟の態度は、相変わらず、他人行儀で、、

私(長女)が、父の様子を聞くと、

 

長男 「状態わるいよ。

ご飯も食べられなくなってるし、

見たいならどーぞ。」と、そんな態度でした。

 

父は、私(長女)からの声かけにも、

ベッドに寝て、目をつぶったまま両手を伸ばして、、、、。

何か言ってるんだけど、なんだかわからなかった。

 

 

ふくまる🦉

週明け、ヘルパーさん導入予定の為、Hさん宅へ行きます。そこで弟さんに会う予定となってます。

受診状況、聞いてご連絡します。と伝えた。

 

 

 

 

【親の介護】

子供達の

それぞれの価値観。

それぞれの思い。

それぞれの環境。

様々な要因が複雑に絡み合う。

 

親は、自分のことで、自分の介護のことで

子供達が、兄弟不仲になってしまうなんて

そんなこと、これっぽっちも望んでいない。

そんなこと、あってほしくない。

 

兄弟、夫婦、親族、、、、

近しい間柄だからこそ、

こじれてしまうことがある。。。

 

 

 

 

週明け。

予定通り、Hさん宅へ

ヘルパーさん導入の為、

ふくまる🦉と、Kヘルパー事業所の管理者さんと伺う。

 

長男さんより、

認知症外来受診した際の話を聞く。

 

診断 《硬膜下水腫》

【脳の周りに、水か、血液が溜まっている。

転倒した際の影響の可能性がある。転倒の際に受診をした病院に、再度受診をしたほうがいい。】

と言われたという。

 

長男さんは、

『こちらの病院「認知症外来」での

入院治療を希望をしたが、転倒の際、受診をしているのであれば、そちらの病院へ行くよう』

言われたという。

 

診察をしてくれたドクターより、診察室を出る際

 

「息子さんの判断で、病院の駐車場とかから、救急車を要請したら、こちらの病院で引き受けてくれるかもしれない」と、耳打ちされたそうです。

 

しかし長男さんは、一旦自宅に戻り、様子を見ることとしたそうです。

 

 

ふくまる🦉と、Kヘルパー事業所さんと一緒に

Hさんの、様子を見たところ

状態はよくなかった。

 

そして、救急搬送。

 

転倒の際に搬送された病院へ救急搬送され

入院となりました。

 

 

そして。。。

 

 

 

入院から、10日ほど経過し

Hさんは、息をひき取りました。

 

 

 

上京後、一生懸命働き、一家の主人となり、2人の子供達を育て、立派な家も建て

 

2年に及ぶ奥様の介護。

 

奥様が、特別養護老人ホームへ入所し10カ月足らずの出来事でした。

 

 

 

 

 

その後

 

 

 

 

長男さんから、ふくまる🦉へ、

メッセージが届きました。

 

不謹慎かもしれませんが、、と題して

 

Hさんの、遺影の前で、

ご家族みんな(入所中の奥様も一緒に)

 

笑顔で映っている写真を

  送ってくださいました。

 

 

長女さんからも、

丁寧なメッセージを頂きました。

メッセージの最後に

 

 「家族仲良く、兄弟仲良くしていきます☺️」

        

  そう結ばれていました。

 

 

 

 

家族で、Hさんの、お見送りをしながら、

    

こじれた糸が、ほどけていく。

 

   

 

    【終わりよければ全てよし。】

 

 

 

 

 

さーーて、

明日も、困ったさんがいる限り

 

走り続けますよーー🚴‍♀️💦