ワンオペふくまるdiary

3人の子育て+2匹のわんこ+単身赴任の夫。それぞれと向き合うワーキング母LIFE。

《再会》 〜vol1

過去に、関わった人との再会は、

当時の気持ちを蘇えらせる。

 

時間の経過と共に、

時に それは、

 

『美談』 

 

 

とまでは、いいませんが、

 

いい思い出に、なってしまうことがある。

 

   【やけぼっくりに・・・】

 

  なーんていうのが、その類いの一つ

     なのかもしれません。

 

 

今回の 『再会』 は、

 

それとは、少し異なった

逆の、現象となってしまった

Yさんの体験を、記したいと思います。

 

 

 

 

Yさんが、Xさんとの出会ったのは、

10年以上前になるそうです。

 

当時、Yさんは家族を養う為、子供を連れて

田舎から上京。

 

勤め先の会社の上司であるXさんと出会います。

 

Xさんは、

仕事に対しては、かなりのストイック。

 

Yさんは、

仕事の仕方、ノウハウ等

Xさんから、学び得たそうです。

 

Xさんは、人一倍、自分自身に厳しく

それがゆえに

自分のやり方に、歯向かってきたり、

意見を言おうものなら、

徹底的にやり込める。

そんな、怖さがあり、

周囲の人は、いつしかXさんに、

意見めいた事をいうか人は

いなくなっていたそうです。

 

そんな中、Yさんは、

Xさんの周囲にいる人達の中では、わりと、

Yさん自身のキャラもあり、

Xさんの、行き過ぎた言動に、

反論した事を、言えてしまう部分はあったそうです。

他の人が、そんな事をXさんに言ったら、

きっと怒るであろう事も、

なぜかYさんには、

噛み付くようなことをいうことは一度もなかったと、当時を振り返って話していました。

 

 

しかし、Yさん自身、Xの行き過ぎと思う話に

常に、異論を、言っていたわけではなく、、、

 

少しづつ、少しづつ

『何か、違う。』

そんなモヤモヤとした気持ちを

感じていたそうです。

 

 

そのモヤモヤは、やがてYさんの気持ちの中で、

大きくなり、

 

《気持ちよく、仕事をしたい。》

ただ、それだけと。

 

 

Xさんと、出会い、

一緒に、お仕事をして10年。

Xさんのもとを離れることになるそうです。

 

 

何度も、何度も

仕事を辞める決意をしては、

Xと話合い、その都度、

Yさんは、思い改めて、また気持ちを仕切り直し、、

 

そんなことを、繰り返していたそうです。

 

しかし、、、

 

いよいよ

もうこの気持ちに

蓋をすることは、できないと

 

Yさんは、Xさんのもとを離れ、

一人で仕事をする決意をします。

 

Xは、辞めていくYさんを、

見送ってくれました。

お客さんを20名ほど持たせて、、、、。

 

その時の、Xさんへの気持ち、

   その『ご恩』は

忘れていない。本当に感謝している。

ゼロからのスタートではなかったこと。

感謝の、気持ちは忘れていないと話していました。

 

 

 

仕事での、Xとのたもとを離れたものの、

 

同じ業種で働いている以上は、

Xさんの噂は、時折、耳に入ってきていたそうです。

 

 

Yさんが、

一人で仕事を開始し始めて、

一年経つかたたないかの頃

 

Xさんの体調が悪いようだという、

 

噂 を

耳にするのです。

 

 

 

つづく。。。