ワンオペふくまるdiary

3人の子育て+2匹のわんこ+単身赴任の夫。それぞれと向き合うワーキング母LIFE。

熟年夫婦のこれから Part3

緊急事態宣言が解除され、新型コロナ感染者が激減した矢先の出来事だった。

週明けの月曜日。

ケアマネジャーが出勤するやいなや、K病院より電話が入った。

「Yさん(妻)、右人工股関節が外れてた為、救急搬送され入院。整復をして現在は股関節はもとの位置に戻ったものの外れやすい状態。リハビリを兼ねて1ヶ月の入院予定。」

との、連絡だった。

人工股関節が外れた際の痛みは、かなりの痛みだという。整復の際、外から力を加えて人工股関節をはめ込む際も、ものすごい痛みを感じるときいています。

【Yさんの奥さん、大丈夫かな〜?】

私はとても心配でした。

入院先の病棟ナースさんより、現状報告、今後の対応についての連絡となる。

病棟ナースさん 「本日、ご主人に病院へ来てもらい、ドクターより病状説明になります。今後、動作時の注意点、お伝えしますが、しばらくは安静です。退院後、ご主人に協力をしてもらい・・・。」

ケアマネジャー 「ご主人について、少しお伝えしたいことが・・。

カクカク。シカジカ。

 

病棟ナースさん 「そうなんですね。では、退院後はぜったい無理は出来ないので家事の協力は必須でらあることをドクターから、ご主人へ伝えてもらいます。」

 

その翌日

病棟ナースさん 「昨日、ご主人と本人へ、ドクターから、病状説明をしました。しばらくは股関節が外れやすい状態なので。家事の協力をお願いしたいことを伝え、了解を得ています。」

とののとだった。

数日後、再度、病院から連絡が入ってきた。

病棟ナースさん 『突然ですが、本人の強い希望があり、明日退院になります。』と。!(◎_◎;)

↩️

なんで?入院して1週間たってないのに、、、。

本人の強い希望???

入院期間1週間あまりで、

退院をすることになったのです。

↩️

退院した夕方、

↩️

ケアマネジャーが自宅へ伺う。すると、、、。

Yさん夫 「いつまでも入院していても仕方がない。股関節は戻っているとらいうし、このまま入院していたら、歩けないどころか、何もしないから認知症になったりしたらこっちが大変だよ」

Yさん妻 「大丈夫よ。ありがとうね。」 と駆けつけた私に、優しく微笑むのです。

しかし、Yさん妻の表情は硬かった。

とにかく無理は禁物であることは、改めてYさん夫婦に伝え、ケアマネジャーは退室した。

↩️

退院当日の朝、入院先の退院支援ナースさんから、「一人でのお風呂は難しいので、介助が必要です。ヘルパーさんの支援お願いします。」との事だった。

この事については、退院説明の際に、病棟ナースさんが、ご主人にも伝え了解は得ているとのこと。

↩️

退院翌日より、自宅での、ヘルパーさんによる入浴支援開始となる。

週3回の、ヘルパーさんによる入浴介助。

 

退院して1週間が経ち、

2週間、3週間、、

順調にいけそう。いけるように。

Yさん妻に関わる、ヘルパーさん、デイサービスさん、福祉用具さん、そして、ケアマネジャー。皆、祈るように見守っていました。

↩️

しかし、

時間の経過と共に、Yさん夫は、いつもと同じように、家事を任せていた。

台所で、椅子に座ってだが、奥さんが調理をしていた。

Yさん夫は、夜になると、お酒を飲み、奥さんへクダをまく。

また、入院前と同じ生活になっていたのです。

ヘルパーさんから、ケアマネジャーへ連絡が入りました。

ヘルパーさん 「大分、家事負担があるようです。食事の準備もしているみたいだし、洗濯物も干していて、、、。ご主人から、また、部屋を片付けるように言われているみたいです。」

ケアマネジャー 「やっぱりか⤵️』

 

退院して、もうすぐ、1ヶ月になろうとしていた。

↩️

そして、、、、、。

週明け

K病院より連絡が入った。

昨日の明け方、Yさん妻 が、再度、股関節脱臼され救急搬送されました。整復され入院しています。また、いつ脱臼してもおかしくない状況です。しかし、

本人からは、本日退院希望となっているとのこと。

↩️

そんな中、

Yさん妻より、ケアマネジャーへ電話連絡が入った。

Yさん妻 「ごめんねー。また股関節外れた。もう大丈夫だから、今日退院します。お父さんが、うるさいし、お金もないから」

ケアマネジャー 「大丈夫なんですか?お金がないって? とにかく、夕方.ご自宅へ伺いますので」

↩️

 

夕方、

ケアマネジャーがYさん宅へ訪問することとなった。

↩️

つづく。